社長の想い

薬学生や若い薬剤師に向けて

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今までは、薬科大学を卒業し、薬剤師国家試験に合格して、企業に就職し、そこでそれなりに頑張っていれば、その人の将来はまずまず保障されていました。しかし、現在、終身雇用制、年功序列賃金制などの日本特有の企業制度が一転し、これまで心の支えにしてきた価値観が大きく変わってきています。その上、リストラ、実力主義、年棒制の導入による新体制への移行、将来への不安など、社会全体に何か掴み所のない閉塞感が広がってきていると感じます。

自分がこれから何に向かって生きていけばいいのか、明確な人生の夢が抱きにくい時代になりました。以前なら、人生の夢が容易に描くことができ、夢に向かって、仕事をすることが生きがいになっていたでしょう。どのような夢であっても、一生懸命努力することで達成することが可能でした。しかし、現在では、どんなに努力しても限界が見えてしまいます。成功の可能性より不可能の要因ばかり見えてくるようになりました。ですから、自分の将来に対する夢がある程度のところで限界だと感じている人がほとんどではないでしょうか。実際にやってみなければ分からないのに、やる前に諦めてしまっているのです。

企業に就職すると、毎日の仕事の忙しさのなかで、夢も願望もほとんど叶えず、気が付くとあっという間に5~6年過ぎてしまうのが、現実かもしれません。医薬分業が進み、調剤薬局が乱立する時代です。薬科大学を卒業して、どの会社に就職するかで、自分の人生が、将来が決まっても不思議なことではありません。

自分の就職先を決定するとき、あなたが企業に求めるものは何でしょうか?
年収ですか?休みが多いことですか?頑張って将来独立できるノウハウを得ることですか?
それも大切ですが、薬剤師としてどう生きるか、そしてどんな幸せな人生の設計立てるかがより重要なことではないでしょうか。

企業が望む人材は、漠然とした夢でも、願望でも良いのですが、真っ直ぐで、ガッツがあること。少しくらい大学の成績が悪くてもいいのです。さらにはっきりした夢があって、燃える心があればなお良いと考えます。

これから薬剤師の仕事が変化を迎える中でどういったスタンスで仕事に挑み、働く先をどのように決定するのか。薬学生、若い薬剤師の皆さんはぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか?